6.07.2013

病院で勉強


週末、蚤とフィラリアの薬を貰いにS病院へ。
それと背中の窪みが気になり相談した。
窪みとは、背骨の真ん中辺りにある直径3cm程のくぼみ。
触ると こくんと凹んでいる。
痛がったりする様子はないけれど、陥没しているようにも見える。

S先生は、3月に大きなB病院での検診でレントゲンを撮った事を知っているので、まずその事を私に聞いた。
その時は私も窪みに気が付かず B先生からも何も言われなかった事、dazzは痛がる様子もなく 私も思い当たる出来事がない事を伝えた。
S先生はdazzを触ってそんなに心配している様子ではなかったけれど、気になる事は解決したい性分。
S先生も「気になるならレントゲン撮る?」と言ってくれた。
つい最近、レントゲン写真をデータで読み込める高額なソフトを導入したのだと言い、そのソフトの凄いと思われる事を見せてくれた。
PC自体に不慣れな様子のS先生は、コントラスト強調とか拡大とか 「凄いでしょ?」と嬉しそうに見せてくれた。
(きっと、これからもっと色んな便利な機能が見つかると思いますよー笑)
今までdazzのレントゲンは何度か見た事があったけれど、素人に見せられてもわからないと決め込んで聞くに留めていた。
でも今回の窪みの事で、物凄い事を知った。
犬には"背びれ"があるのだ!
(これって常識?)
首の付け根から背骨の真ん中位まで。
("犬 標本"などで画像検索すると沢山骸骨が出てきます)
恐竜みたい。。

そして問題のdazzの窪みは、
・BT特有の湾曲した背骨
・普通の犬に比べ、dazzは背びれの最後の1本が足りないような感じで終わっている。
(本数は問題なさそうなので、最後が少し長かった?)
・dazz特有の首周りのたるみ(皺?脂肪?)が丁度背びれの終点手前まで流れている。

それらの事が重なって、表面上は窪んでいたのだ。
なので、骨に異常はなし。
納得と一安心。
これからは、「どうせ分からないから」というのはやめよう。
 それと、その窪みは今後負荷が掛かりそうなのでこの先も見守っていこうと思う。

実はB病院での検診で、その窪み手前位の背骨に、小さなカルシウムの塊が出来ている事がわかっていた。
・現時点では問題がない事。
・今の所出来る処置はないけれど、大きくなる事はあっても小さくなったり取れる事は殆んどない事。
・大きくなると神経に触って痛がるかも。
・手術では取れないので、方法としては薬。
この事をS先生に話していたけれど、その時のレントゲンは貰えなかったので、今回のレントゲンで先生にも確認してもらえて良かった。
そしてS先生の話では、「dazzのカルシウムの塊の位置は食道に近いので、悪くなると食道の神経を触り食道が閉まってしまい、食べようとして詰まって吐いたり 食べられなくなる事がある」と。
「大学病院でも年間数件の事例があるけれど、殆んどがフレンチブル。」
また別の話で「原因は分からないけれど、食道が閉まってしまい、内視鏡も入らなくなった子が、胃に穴を開けて取り急ぎ食事を与え、胃の方から数日かけて閉まった食道をほぐし、ステントのようなものを入れ、流動食にはなったけれど元気に暮らしている。」
という話もしてくれた。
S先生は私を安心させるのが上手。

その他、医学書を出してきてくれて、「鎖骨は退化して殆んどないんだよ」とか、さっきのソフトの入力レクチャーまでしてくれたので、診察は1時間弱。。
来た時は誰もいなかった待合室はいっぱいになっていた。。


先の "カルシウムの塊"、父にもある。
肩や股関節などに出来る事が多いらしいけれど、父は踵。
神経に当たるので歩く都度「痛い」と言い通勤出来なくなったりするが、暫く消炎剤や湿布をして落ち着く。また痛む。の繰り返し。
アキレス腱の手術をした時 一緒に取れれば良かったのに、そう上手くはいかなかった。
だから、この症状が辛いのは知っている。
人間の予防の話では、
夜遅く食べない・長く同じ体勢でいない・運動・善玉カルシウムを多く摂る、
などが生活レベルで出来る事。
何か予防を始めようかな。


服を着ていてわかり辛いけれど、dazzの窪みの場所。


こちらは昨日届いた 私お気に入りのdazzおやつ。
小粒だから、何度も欲しがるdazzには丁度良い。



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